SHEIL'S Party

記録よりも、記憶に残る戦いを

【SMシングル】Season4~氷点下の鯉のぼり【Aキュウコン+ギャラドス】

◎はじめに

S4お疲れさまでした。
SMに入ってからここまで随分と苦しんでおり、ようやくSM初のレート2000を達成したので記事を書こうと思った次第であります。

 

◎PT並び&戦績

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最終&最高レート: 2011(253位)

 S4はSMになってからずっと使ってみたかったアローラキュウコンと心中する覚悟で構築を組み始めました。 この形に落ち着くまで相当数の試行錯誤をこなしたなかなか難産なPTで、その分それなりに自信があります。

◎個別コメント

Aキュウコン

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持ち物:きあいのタスキ 特性:ゆきふらし 
性 格:おくびょう
実数値:149(4) -* -95 -133(252) -120 -177(252) 
技構成:ふぶき/こごえるかぜ/アンコール/オーロラベール

 構築の組み始め。命中不安定の絶対零度を振り回さず自身で殴りたかったこと、バシャーモや鋼技などにも強引に展開できることの2点からCSタスキでの採用。
 霰による相手のタスキ潰しが強力な他、C252ふぶきと合わせた削り性能が非常に高く、等倍を取れる相手ならある程度殴り合いもこなせます。例としてはこごえるかぜ+霰+ふぶきでほとんどのコケコが落ちたり、ふぶき+霰+ふぶき+霰で無振りテテフが落ちるなど。

 相手を削ったあとはこごかぜ・オーロラベール・アンコールを駆使してギャラドスに繋ぎます。 

 

メガギャラドス

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持ち物:ギャラドスナイト 特性:いかく→かたやぶり
性 格:いじっぱり
実数値:175(36) -194(252) -100(4) -* -121(4) -128(212)
→メガ:175(36) -227(252) -130(4) -*- 151(4) -128(252)
技構成:たきのぼり/じしん/みがわり/りゅうのまい

 キュウコンから展開する本構築唯一のメガ枠。バシャーモミミッキュがあまりに憎かったため採用。壁下での圧倒的な耐久力を武器に3タテを狙うエース。
 最初はみがわりではなくこおりのキバのオーソドックスな3Wでしたが、キュウコンギャラドスを見てわざわざ出て来るボーマンダが少なく、使い所があまりなかったため相手の搦め手を咎めるみがわりに変更しました。


 狭めた範囲を数値で補うために性格はいじっぱり。コケコを1舞で抜けなくなってしまいますが、前座のキュウコンがコケコに勝てることと、壁を前提にギャラドスが2舞する動きが多かったことでカバーできていました。それにそもそも舞ったギャラドスを非スカーフのコケコで止めようと考える相手が少ないです。

 選出率は9割近く。相手にマンダがいないときはほぼ出し、マンダがいても出てこないと踏んだら出します。

 

マニューラ

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持ち物:いのちのたま 特性:プレッシャー
性 格:ようき
実数値:148(20) -172(252) -85 -*-105 -192(236) 
技構成:つららおとし/こおりのつぶて/どくづき/けたぐり

 どうしてもメガギャラドスを出しにくいボーマンダ軸と当たったときに通していく枠。

 ボーマンダを縛り付ける氷技2種をまず採用。通りが悪いと感じたはたきおとすを切り、よくマンダと一緒にいるレヒレテテフに刺さる毒づき、鋼やマンムーに刺さるけたぐりを採用しました。悪技がないですが、6世代に比べるとメガゲンガーギルガルドへの優劣がかなり怪しいので役割範囲から切りました。

 

ガブリアス

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持ち物:ジメンZ 特性:さめはだ
性 格:ようき
実数値:183 -182(252) -116(4) -*-105 -169(225) 
技構成:げきりん/じしん/みがわり/つるぎのまい

  相手のバシャーモがあまりにも憎かったため採用。本構築のMVP。

 キュウコンを見て初手に出て来る炎や鋼にとても強いため、初手から出して有利対面を作り、流し際にみがわりを貼って場を荒らしていく。初手バシャ対面で相手が守るを押すと試合の流れが完全にこちらに傾く。ついでにリザ軸もあっさり崩せます。

 ジメンZは皮の剥がれたミミッキュアシレーヌ等のフェアリーをワンパンするために持たせました。これらのフェアリーはHPが残っているときはまず引かないため、逃げられずに奇襲を成功させられるのが強み。レヒレをじしん+じしんZで倒したり、剣舞Zじしんでナットレイが飛ぶなど、いろいろ可能性を感じさせてくれるいい持ち物でした。

 
ロトム

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持ち物:たべのこし 特性:ふゆう
性 格:ずぶとい
実数値:157(252) -*-154(100) -131(44) -130(20) -117(92)
技構成:ボルトチェンジ/オーバーヒート/どくどく/まもる

 相手のマンダ軸のガルドナットマンムーポリ2コケコetcの取り巻きが鬱陶しいときに選出する枠。
 守るは残飯と毒のシナジーを意識しており、あわよくばバシャの膝を割りたいと目論んでいます。6世代からの流用個体で当時のファイアローを受けるための調整が施されていますが、絶対にZガルドやコケコ意識のD寄りの調整に変えたほうがいいです。

 

ギルガルド

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持ち物:ゴーストZ 特性:バトルスイッチ
性 格:れいせい
実数値:167(252) -71(4)-171(4) -110(236) -172(12) -59
技構成:シャドーボール/かげうち/どくどく/キングシールド

 

 キュウコンが初手で呼び込むゲンガーやグロス等に強い枠。 

 こちらもガブリアスと同様に初手で出して、有利対面からZで場を荒らしていく。毒はメガギャラで処理するのが少々しんどいポリ2に刺す他、Z消費後に死に出しして積みにきたギャラドスウルガモスに入れる技。キングシールドやキュウコンのタスキ+霰と組み合わせることで、定数ダメージだけで相手をかげうち圏内に押し込むことができます。

◎選出

主なパターンのみ。

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基本選出。相手にマンダがいなければこれ。マンダがいても出てこなさそうなら大体これ。

先発のガブorガルドで荒らし、キュウコンが削って場を整えつつギャラドスが締める形。たまにキュウコン先発のこともある。

 

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どうしてもギャラドスが出しにくいマンダ軸に出す裏選出。

 

◎結び

 長く苦しんで、ようやくSMでレート2000に乗れて素直に嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。